管理人の独り言
le monologue
ハイブリッドな薔薇
ご近所に大輪の美しい紫の薔薇が咲いていたので、思わずパチリ。
茎のところに名前が書いてあったので、目を移すと「ハイブリッドティーローズ」とありました。
薔薇でハイブリッドっていったいなんぞや?
ハイブリットといえば、ハイブリッドカー、ガソリンと電気と両方を動力とする車です。あとは、かつてはCDのソフトにハイブリッド版というのがあって、MacとWindows両方で動くソフト、それくらいしか思いつきません。2つ(あるいはそれ以上)の方式を組み合わせた製品という意味じゃないのでしょうか?うーんわかっているようで、よくわかっていない言葉です。
ちょっと調べてみたら、ハイブリッドは「生物学で、異なる種類・品種の動物・植物を人工的にかけ合わせてできた交雑種。」という意味もあるようです。イノブタやレオポンなんかがそうですね。薔薇は特に品種の改良がさかんで、ハイブリッドな薔薇とは、その総称ということらしいです。 ハイブリッドティーローズはその中でも四季咲きで大輪の花をつけるものをいい、その中でもさらに細分化されているようです。詳しい説明はこちらにあります。
なるほどねぇ、薔薇に詳しい人なら常識なんだろうけど、ハイブリッドってそういう意味なんですね。美しい薔薇の背後に、交配してつくった人の苦労が、名前から垣間見れるような気がします。そして、注意深くみていると思わぬ気づきがあるもんだなぁと思います。ぼっと見ているだけではいけませんね。
今週の展示は「JET LAG」、先週に続いて、武蔵野美術大学2年生のグループ展です。イラスト、映像の「レトロな遊園地」がテーマの展示です。楽しくて、すこしだけ物悲しいノスタルジックな、4日間だけの遊園地に是非。8日まで。